[広告]
[広告]

制限速度のクイズですか?センターラインが本物かもどきかなんて知らないよ 生活道路30キロ制限の都道府県警見解バラバラ

この記事は約4分で読めます。
当サイトは全ページにプロモーション広告が含まれています

制限速度30km

フォローすると幸せになれます

ランキングクリックうれしいです!

「#保守」人気ブログランキング


グチュペリポート




時速60キロで走っていい道が、ある日から半分の30キロに。

しかも、道ばたに標識は1本も立っていない。

9月1日に始まった「生活道路30キロ制限」、もう体験しましたか? 

わたしは施行後もしばらくピンときていなかった。でも中身を知るほど、「これ、ドライバーに当てっこさせてない?」と首をかしげたくなるんですよ。

[広告]

標識のない道で法定速度が半分に

まずはルールのおさらいから。

道路で守る速度には2種類ある。標識で決められた「制限速度」と、標識がない道で自動的にかかる「法定速度」だ。

これまで一般道の法定速度は、どんなに狭い道でも時速60キロだった。9月1日施行の改正道路交通法施行令で、それが「生活道路」に限って時速30キロに下がったわけです。

警察庁の広報資料によると、生活道路は「主に地域住民の日常生活に利用される、中央線や中央分離帯などがない比較的狭い道路」のこと。

センターラインがあれば60キロ、なければ30キロ。シンプルでわかりやすい。。。はずだった。

[広告]

センターラインに「本物」と「もどき」があるなんて

ところが、ふたを開けてみたら大混乱。

福岡県の博多臨港警察署は当初、センターラインがあっても港湾道路や林道、農道は30キロとするガイドラインを出していた。

大型トラックが行き交う港の道まで30キロって、さすがに無理がないかな。

北海道警は「センターラインが雪で隠れたら30キロ」と回答したという。おいおい、雪の積もり具合で法定速度が変わるのか、と。

山口県警は逆に「県内はセンターラインがあればすべて60キロ」。見事なまでにバラバラです。

なぜこうなったのか。全国の通行困難な道を巡る「TEAM酷道」を主宰する鹿取茂雄氏の解説でようやく腑に落ちた。

国道や県道、市町村道など「道路法」にもとづく道路の白線は、公安委員会が認めた正式な中央線。

いっぽう農道や林道、港湾道路の白線は管理者が独自に引いたもので、法的な中央線にあたらないケースがあるという。

見た目は同じ。でも法律上は「中央線もどき」。

知らなかったよ、白線に種類があるなんて。教習所で習ったのかもしれないけど、記憶にない。

走りながら「この白線は公安委員会のお墨付きか?」なんて見分けられる人、いるんだろうか。

さらに鹿取氏は、農道や林道でも県道扱いになった区間は60キロのままで、その区間が切れた瞬間に30キロへ変わると指摘している。しかも境目に標識はない。

同じ道のつもりで、いきなり速度が半分。これで捕まったら、納得できるはずがないですよね。

その後、各県警は独自の見解を「ひっそり」削除し、警察庁の資料へのリンクに差し替えたと報じられている。理由の説明はないそうだ。

消して終わり、なんですか?はぁ?

[広告]

「想定外」では済まない2年3カ月

これ、予想できなかった話ではないんですよ。

昨年5月の国会で日本共産党の塩川鉄也議員が、道路法上の道路ではない農道などの扱いをただしていた。

政府側も「実態等を踏まえた速度規制を実施する必要がある」と答えている。

問題は1年以上前から見えていたわけだ。

10月13日の衆院予算委員会では、自民党の高見康裕青年局長が見直しを求めた。

地方には一律30キロがそぐわない道が多いとし、「この道路は引き下げに該当するのか」といった声が連日届いていると紹介。

高見氏は、施行前の2年3カ月で苦情は1件もなかったのに、9月1日以降は「もう毎週だ」とも話した。

葉梨康弘国家公安委員長は、実態に合わない道路もあると認めたうえで、約3600カ所で標識の設置や中央線を引くなどの見直しをしてきたと説明している。

約3600カ所。数字だけ聞けば、がんばった印象はある。ただ、それで足りていたのかは、いまの混乱が答えのような気もする。

与党の議員が自分たちの政府にツッコんだ点は、素直に評価したい。

おかしな運用を正すのに、党派は関係ないから。

[広告]

お金をかけてでも標識を立ててほしい

暮らしへの影響も小さくない。

高見氏が紹介した声には、スクールバスを見送る保護者のものもあった。バスが30キロぴったりで走ると、後ろから車間を詰められたり、追い抜かれたりすることが増えたという。

安全のためのルールが、かえって危ない場面を生む。まさに本末転倒。

60キロの道を30キロで走る車が渋滞を招いている、という声もあるそうだ。地方では車は生活の足。通勤や配送の時間が延びれば、仕事にも家計にもじわじわ響く。

うっかり違反で反則金、なんてことになれば、それこそ痛い出費ですよね。

わたしが一番引っかかるのは、判断を誰がするのかという点。県ごとに解釈が違い、そこへ現場の警察官の判断まで加わったら、ドライバーには正解がわからない。

見方によっては「取り締まりし放題」になりかねないとさえ感じてしまう。

だからこそ、費用がかかっても標識を立てたほうがいいと思う。

30キロなら30、60キロなら60と、目で見てわかる形にする。それが一番の安全対策じゃないかな。

そもそも「生活道路」というあいまいな線引きから始めたのが、つまずきのもとだった気がする。

子どもや歩行者を守りたいという狙いには、わたしも賛成です。

でも、わからないルールは守りようがない。

答えを教えてもらえない道路で本当に命は守れるんだろうか。

車を運転しながらクイズを解く必要はない。

「ドパガキ」とは何か?意味の解説と子どもに責任を押しつける危うさを考察
あなたのお子さんはショート動画を見始めたら止まらなくなっていませんか。いや、お子さんだけじゃない。あなた自身も、寝る前に 「ちょっとだけ」 とスマホを開いて気がつけば1時間。そんな経験は誰しも、きっとあるはず。いま、ネットで飛び交っている言...
タイトルとURLをコピーしました