11月7日にカープドラフト1位の森下暢仁投手の仮契約が結ばれました。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円。一夜にして億万長者の誕生です。
後は本契約が済んで、来年1月の新人合同自主トレを待つばかりになります。
仮契約の時に、「開幕一軍」と書いてある色紙を掲げてフォトセッションしておりましたが、「いや~そこは新人王とか、2桁勝利だろう」と思わず突っ込みを入れてしまいました。それだけカープファンの即戦力としての期待が大きいのです。
さて、これまでのカープの新人王ですが、ちょこちょこ獲ってるんですよね。森下暢仁投手の先輩・野村祐輔も獲っています。大瀬良も獲っています。
年 | 名前 | ポジション | |
---|---|---|---|
1982 | 津田恒実 | 投手 | 11勝6敗 |
1984 | 小早川毅彦 | 内野手 | HR16 .280 |
1985 | 川端順 | 投手 | 11勝7敗 |
1986 | 長冨浩志 | 投手 | 10勝2敗 |
1995 | 山内泰幸 | 投手 | 14勝10敗 |
1997 | 澤崎俊和 | 投手 | 12勝8敗 |
2006 | 梵英心 | 内野手 | HR8 .289 |
2012 | 野村祐輔 | 投手 | 9勝11敗 |
2014 | 大瀬良大地 | 投手 | 10勝8敗 |
野村祐輔はよくあの成績で新人王になったなと当時は思っていました。
大瀬良があと1つ勝てば10勝のところで、野村が大瀬良に「絶対俺を抜かして10勝しないとダメだよ~」と言ったらしいです。それが何を意味するかはわかりませんが…
野村は森下暢仁投手にも、「プロ入りまでに、しっかりと取り組んできた方がいいよ」と助言を授けました。
森下暢仁投手も「このままじゃダメだと思った」と危機感を募らせたそうです。それ以降は食事の量やこれまで週に2回程度だったウエートトレーニングを4回に増やし、新人合同自主トレが始まる1月までに76キロの体重を80キロまで増量を目指すそうです。
準備万端開幕してからは、森下暢仁投手には2桁以上の勝ち星を挙げて、絶対に新人賞をゲットして欲しいです。これが彼の目指すべき場所です!
彼にはそれだけの素質が備わってると思います。それにプラスして、野村や大瀬良にないスター性があると思います。どうでしょうか!?!?
背番号はどうなる??
佐々岡監督は自分の付けていた、背番号18を森下暢仁投手に付けさせると明言しています。
いかし、背番号18については、カープファンから賛否両論の意見が出ています。佐々岡監督としては監督になって、はじめてのドラフト1位選手で、しかも投手です。
思い入れのある自分の付けていた背番号18を森下暢仁投手付けさせたいはずです。かたやマエケンを知っているカープファンは、「マエケンが帰ってくるまで背番号18は空けておくはずだろう!」という声が怒涛のように溢れかえっています。
「先輩の野村が19なんだから、それより前の背番号はまずいだろう」という声も聞かれます。
ただ、監督の想いの方が強いと感じます。緒方監督だって、はじめてのドラフト1位の野間には自分の新人時代に付けていた背番号37にしています。
なので、背番号は11でもなく、20でもなく、18で決まるはずです。
そして、森下暢仁投手には、2桁勝利・新人王をゲットして、目指すマエケンになって欲しいと思います。
さらに、1年目で野球人生が終わるわけではありません。2年目からは、初年度を上回る成績を残し、マエケンを超えて、オンリーワンの森下ブランドを築き上げてください。
それが、プロ野球投手としての、森下暢仁の目指すべき場所です!