セリーグ・CSファイナルステージ第2戦:巨人1-2DeNA
横浜DeNAベイスターズが奇跡の逆転劇を演じた。セ・リーグCSファイナルステージ第2戦、巨人との激闘を2-1で制し、2連勝を飾りました。ベイファンは脳汁出まくりですね!?
試合の主役は、間違いなくタイラー・オースティンでしょう。1-1の同点で迎えた7回、先頭打者として打席に立ったオースティンは、巨人エース菅野の外角高め150キロを完璧に捉えました。打った瞬間、スタンドへの弾道は確信に満ちていました。
右中間への大飛球は、まるで運命に導かれるかのように柵を越え、東京ドームに詰めかけた熱狂的な青いベイスターズファンの歓声を呼び覚ましました。
この値千金の一発は、まさに試合の流れを変える一打でした。オースティンは、ヒーローインタビューで熱い思いを語りました。「菅野は日本を代表する投手です。今季はなかなか打つことができませんでしたが、いい球が来たらしっかり1球で仕留めようと思って打席に入りました」
DeNAは守りのチームだったのか?
DeNAの先発・大貫晋一も素晴らしい投球を披露しました。6回2/3を5安打1失点に抑える好投で、投手2冠の菅野に投げ勝ちました。大貫は「1イニング1イニングをゼロで帰ることしか考えていませんでした。初回から全力で投げました」と、その集中力の高さを物語りました。
さらに、第1戦を欠場していたDeNAの守護神・森原康平が9回に登板。4番手として出てきた森原は、巨人打線の中心打者・岡本和を三振に仕留めるなど、3者凡退の完璧な投球で勝利を締めくくりました。
「具合はベストではありません。でも、マウンドに上がったときは絶対、言い訳はできません」と森原。チームの勝利への執念が、ここぞという場面での力強い投球につながりました。
DeNAは、巨人のアドバンテージを含めても2勝1敗とリードを広げました。オースティンは「簡単に勝たせてくれるチームじゃないことはみんな知っています。あした、また私たちの野球をしたいです」と、まだ油断はできないという姿勢を示しました。
怪我人が続出する中、チーム一丸となって戦うDeNAベイスターズ。この勢いで日本シリーズ進出へ、さらなる奇跡を起こすことができるでしょうか。横浜ファンの期待は、いよいよ最高潮に達し下剋上を信じています。きょうの試合も、目が離せない!!!