2022.11.21訂正更新
この記事のコメントでも指摘されましたが、いろいろ間違ってました。
- 現役ドラフト選手を選ぶのに契約更改は有無は関係ない
- 現役ドラフト選手を選ぶのに契約保留選手なども関係ない
- 現役ドラフト選手を選ぶのに除外条件に当たらなければ誰でもよい
以上が正しい情報です。
でも、現役ドラフトの肝として、2名リストに入れて1名獲得は間違っていません。
カープ秋季キャンプ打ち上げ~噂の中村奨成100万ダウンで契約更改
12月9日金曜日に現役ドラフトが行われます。オンラインの密室で事が進んでいきます。
それより前に11月23日にファン感謝デーが催されるんですが、カープ球団は今年もオンラインで大本営RCC中国放送に丸投げです。
ファン感謝デーの内容はどうでもいいのですが、唯一気になるのが来シーズンのスローガン発表です。
緒方元監督が言ってましたが、選考にあたって現場の意見はまったく取り入れられないそうです。カープ球団の広報部かどこかは知りませんが、背広組が決めるそうですよ。
今回は新井さんが監督になったので格好良いのにしてくれよと思うんですが、たぶん「家族」をテーマにして、「爆発!○○家族!」とかにするんでしょうね!?
さて、現役ドラフトですが、今回がはじめてで初年度になります。曾澤プロ野球選手会長の尽力でようやく開催にこぎつけました。
12月2日に保留選手の公示が行われて、1週間後の12月9日に現役ドラフトが実行されます。
まあ、ルールについては複雑怪奇、常人にはとても理解できません。
素人の私などが考えるには、「どうせ選手を抱え過ぎて困ってる金満球団が余剰人員を放出するだけの会議だろう!?」と考えるんですがね~
現役ドラフトのルールの肝が、
必ず2選手候補者を出して必ず1選手獲得する
絶対なんです、そうなんです強制されるトレードとでも言うんですかね!?
カープファンとしては、「どの選手を2名出すんだよ!?」が、一番気になるところです。
契約更改していないカープ選手
2022.11.21訂正
現役ドラフトに選ばれる条件として契約更改は関係ありません。
以下暖かい目で読んでください…
名前 | 年俸 |
---|---|
田中広輔 | 15000 |
野村祐輔 | 4000 |
堂林翔太 | 3600 |
森浦大輔 | 2200 |
小園海斗 | 2100 |
上本崇司 | 1400 |
中村奨成 | 900 |
菊池涼介 | 30000 |
會澤翼 | 18000 |
大瀬良大地 | 18000 |
秋山翔吾 | 15000 |
九里亜蓮 | 14000 |
森下暢仁 | 7500 |
松山竜平 | 7500 |
栗林良吏 | 5300 |
床田寛樹 | 3300 |
安部友裕 | 2750 |
表の安部さんは置いといて見落としがなければ、複数年契約も含めて16名契約更改していません。
ここで大事になってくるのはどんな選手でも現役トレードのリストに入れていいのか?
現役ドラフトの対象外になる条件があります。
除外条件は以下の通りです。
- 外国人選手
- 複数年契約した選手
- 年俸5000万円以上の選手(1名だけ5000万円以上1億円未満の選手OK)
- 過去にFA権を行使したことがある選手
- FA資格選手
- 育成選手
- 前年のオフ~今シーズンの間にトレードで移籍した選手
- シーズン終了後に育成から支配下に切り替えられた選手
上記の表の中で除外条件を満たしてない選手は、
小園海斗
上本崇司
中村奨成
床田寛樹
森浦大輔
です。
ちょっと待て、表を作りながら思ったんだけど、「2名リストに入れないといけないんだよね~」と唖然としました。
まあ、中村奨成はしょうがないとして、あとひとり誰にするのよ?年俸5000万円以上1億円未満の選手も1名OKなので実際には、森下暢仁と栗林良吏も現役ドラフトのリストに入れるのは大丈夫なんだよね~ 上本崇司をリストに入れるのかな?
もしかしたら私がルールを把握してないかも知れません。間違っていたら教えてください。
安部ちゃんを戦力外にするんならドラフトに出せばいいのにと思ったわけです。
本当にカープ球団は誰を現役ドラフトリストに入れるんですかね?気になるところなんですが、すべて非公開でやるのでカープファンには知る術がありません。
スポーツ新聞もどこまで報道するのかも、はじめての現役ドラフトなのでわかりません。最終的に選手の移籍が完了したら知ることができるんでしょう。
現役ドラフトで選手を獲得するには?
現役ドラフトで選手を指名し獲得するにはどのような手順なんでしょう?こちらも複雑怪奇です。
- 各球団は他球団の対象選手のリストから獲得したい選手1名を会議に通知。全球団公開
- 他球団からの獲得希望選手を多く受けた球団が暫定指名順位1位となり他球団の選手を1番に指名できる
- 通知を受けた獲得希望選手が同数の場合は、その年に行われたドラフト会議の2位の指名順番が優先(何言ってるかわかりません)
- 1巡目指名では暫定指名順位1位の球団が最初に議長に提出したリストの選手を指名する
- その指名を受けた選手がいた球団が2番目の指名権を得る
- 自分の球団が指名する時に最初に会議に通知した選手が他球団から指名を受けていたら新たに別の選手を指名する
- 1巡目指名で、他球団から指名を受けた球団が、すでに指名を終えていた場合は、暫定指名順位の中でその時点で残っている最上位の球団が指名する
- すべての球団が1巡目指名を終えた後、2巡目指名を希望する球団はそれに参加できる
- 2巡目の指名順位は1巡目の逆順となる
- 2巡目指名参加球団は、他球団の2巡目指名参加球団の中から1人を指名する。自分の球団の順番で獲得希望選手がいなくなっていた場合は、そこで棄権することができる。そこで棄権した球団の対象選手は、以降の2巡目指名で他球団は指名できない
7番から10番は何を言ってるのか一切わかりません。わかろうともしてませんけどね
たぶんどの球団も1名選手を獲得したらそれ以降は棄権するでしょう。保守的なカープ球団は特にそう思います。
指名獲得方法をわかりやすく言うと、
- カープ球団は中村奨成と上本崇司を現役ドラフトのリストに入れた
- カープがオリックスのある選手を獲得希望通知
- 中村奨成に人気があり6球団が獲得希望の通知を出してカープが1番目の指名権を得る
- カープがオリックスのある選手を獲得成功
- カープに選手を取られたオリックスが2番目の指名権を得る
- オリックスが巨人のある選手を獲得希望通知
- オリックスに選手を取られた巨人が3番目の指名権を得る
以降上記の流れの繰り返しです。
現役ドラフトの成功の基準は、「良い選手を獲得できた」という事でしょう。良い選手をリストに入れて献上すると1番に指名できるため、良い選手を獲得するために必要な事は、他球団の欲しそうな選手をリストにたくさん入れる事に尽きると思います。
果たしてカープにそれができるんだろうか?
現役ドラフトのルールの肝が、
必ず2選手候補者を出して必ず1選手獲得する
非公開なのでファンには、何が何だかわからないままに終わるんでしょう。
なので、現役ドラフトは早く終わっていただいて、カープファンは12月12日の新人選手記者会見を楽しみに待ちましょう!
現役ドラフトのまとめ
12月9日の現役ドラフトが終了して球団から発表されるまで、カープファンは何もわからないと言う事です。「どの選手が?」と予想するのは時間の無駄です。
カープ国内FA権獲得予定選手
選手 | 最短取得年 |
---|---|
一岡竜司 | 2023年オフ |
中崎翔太 | 2023年オフ |
磯村嘉孝 | 2023年オフ |
上本崇司 | 2024年オフ |
三好匠 | 2024年オフ |
床田寛樹 | 2026年オフ |
薮田和樹 | 2026年オフ |
岡田明丈 | 2026年オフ |
森下暢仁 | 2026年オフ |
島内颯太郎 | 2026年オフ |
坂倉将吾 | 2026年オフ |
曽根海成 | 2026年オフ |
栗林良吏 | 2027年オフ |
小園海斗 | 2028年オフ |