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侍JAPAN プレミア12運命の米国戦 高橋宏斗に託す世界一への序章 2連覇へ闘志爆発

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高橋宏斗

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WBSCプレミア12の2次リーグが21日、東京ドームで開幕します。1次リーグB組を堂々の1位通過を果たした侍ジャパンは、宿敵・米国との激闘に挑みます。

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驚異の22歳、再び米国打線に挑む

チーム最年少22歳の高橋が先発マウンドに上がります。昨年3月のWBC決勝以来となる因縁の対戦に、若きエースの瞳は輝きを増しています。

「技術云々ではありません。ことしラストの先発登板になります。悔いを残さず、連覇と世界一を目指してマウンドに立ちます」

1次リーグ韓国戦での代表初先発では、制球に苦しみながらも8つの奪三振を記録。その潜在能力の高さを遺憾なく発揮しました。WBC決勝では3番手として登板し、メジャーリーグの主軸トラウトから空振り三振を奪うなど、堂々の好投を見せています。

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強豪打線を攻略せよ

米国打線の攻略には、1、2番打者の抑え込みが最重要課題です。1番シンプソンは今季マイナーリーグで驚異の104盗塁を記録した俊足。2番ショウは1次リーグで打率.579、2本塁打、17打点と絶好調を維持しています。

高橋は「スイングを積極的に仕掛けてくる打者たちを相手に、流れを持っていかれないよう、特に初回、先頭打者、初球を大切にしていきます」と、冷静な分析を示しています。

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井端監督、高橋への信頼を表明

井端監督は就任後初となる米国戦を前に、「スピードとパワーのバランスが取れた打線です」と警戒しながらも、高橋への強い信頼を示しました。

「1年を通して素晴らしい投球を見せてくれました。彼らしい投球で勝利をつかんでほしいです」

22日のベネズエラ戦には才木、23日の台湾戦は早川、24日の決勝または3位決定戦には戸郷が中5日での登板を予定しています。世界一奪還へ向けた第一歩を、若きエースの右腕に託す戦いが、いよいよ始まります。

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