灼熱のマツダスタジアムで、カープの投手陣が熱い汗を流しています。森下が10日の巨人戦先発に向けて、床田やアドゥワらと懸命に調整に励んでいます。
1ゲーム差で追う首位との直接対決3連戦の先陣を切るんです。まさに天王山、3連勝すれば優勝へのマジック16が初点灯する大チャンス。森下の右腕に、カープファンの熱い期待が集まります。
「優勝争いの真っ只中で投げるのは初めてなんです。自分の投球がしっかりできたらいいなと思います。残り試合も少ないですし、勝っていかなければいけないという気持ちでいっぱいです」と、森下は意気込みを語ります。
驚くべきことに、森下の巨人戦成績は2021年10月10日から8連勝中。さらに、今季の本拠地成績は6勝1敗、防御率1.07という圧巻の数字。この驚異的なデータが、彼の力投を後押しすることでしょう。
森下に続くのは、8月6日(東京D)でプロ初完封を達成した”Gキラー”アドゥワ。そして、チーム最多11勝の床田が3戦目を任されます。まさに、カープの勝利の方程式が完成したと言えるでしょう。
そして、朗報です。ドラフト1位の常廣が10日、ついに1軍本隊に合流しました。15日のDeNA戦で先発予定とのこと。新井監督は「いっちょ行ってもらおうかなと。おもしろいじゃないですか」と、期待に胸を膨らませています。
さらに、カープの切り札、テイラー・ハーンのリミッターがついに解除されました。8日の中日戦では来日初の2イニング登板を果たし、28試合で防御率1.33という驚異的な成績を誇っています。
カープの左腕では被打率1割4分4厘でトップの安定感を見せるハーン。しかも、他球団の主要リリーバーが800球を超える中、ハーンはわずか410球。
これまでの慎重な起用が功を奏し、まだまだ連投できるコンディションにあるんです。
「また『2イニングいけ』と言われればいきますよ。自分ができることがあれば、何でもやりますよ」とハーンは意気込みます。複数回や3連投も辞さない構えです。温存されてきた切り札をついに全面解禁し、新井カープが勝負に出ます。
カープは10日から巨人との首位攻防3連戦を皮切りに、阪神、DeNAとの計7連戦を戦います。新井監督は「どこが相手だろうが、1試合1試合、みんなで頑張っていきたい」と静かに今季最大のヤマ場を見据えています。
リーグ1位の防御率2.32を誇る投手陣を軸に、カープの逆襲が始まります。初戦に勝てば、まず首位奪回。Gキラーたちが本領発揮し、マジック初点灯へと突き進みます。
カープファンの皆さん、運命の7連戦がいよいよ始まります。マツダスタジアムに熱い声援を届けましょう。
カープの優勝への道のりが、今ここから始まるんです。
森下、アドゥワ、床田、そして常廣、ハーン。彼らの奮闘が、カープに栄光をもたらすことでしょう。赤く燃えるマツダスタジアムで、歴史的な瞬間の立会人になりましょう!