7月31日のヤクルト戦、広島は3-6で敗れ、8カードぶりの初戦黒星を喫しました。大瀬良大地投手と高橋奎二投手の投げ合いは5回まで互角でしたが、6回裏に一挙5点を失い、試合の流れが完全にヤクルトに傾きました。
末包昇大選手の2本塁打も光りましたが、大瀬良投手の失投を痛恨に、チームは敗戦を喫しました。
大瀬良投手は、オールスター出場後もローテーションを守り続けてきましたが、この試合では疲れが見られました。特に6回裏の満塁のピンチでは、長岡秀樹選手、ドミンゴ・サンタナ選手、村上宗隆選手と続き、最後はホセ・オスナ選手にタイムリーヒットを浴びるなど、制球が乱れました。
この回の一挙5失点が、チームの敗因と言えるでしょう。新井監督は大瀬良に対して、「そういうこともある。尻上がりに良くなっていたのでまた次回の登板に備えてもらいたい。こういう日もあるのでね」と語った。
打線も、末包選手のホームランを除けば、相手投手陣を捉えきれませんでした。特に、5点ビハインドからの追い上げは、今季のカープ打線にとって大きな課題となっています。また、チーム全体の疲労も懸念されており、投手陣だけでなく、打線も状態を上げていく必要があります。
新井監督のコメントと今後の展望
新井監督は、大瀬良投手の状態について、「疲れが見られる」とコメント。一方で、チーム全体の戦い方については、「もっと粘り強く戦いたい」と語りました。
今季のカープは、優勝争いを続けていますが、ここ一番での勝ち切りの難しさや、投手陣の負担など、課題は山積しています。
残りのシーズンで、これらの課題を克服し、優勝を目指して戦っていくことが求められます。
今日の敗戦は、チームにとって大きな痛手となりました。大瀬良投手の不調、打線不発など、課題が浮き彫りになった試合でした。
シーズンは残り40試合。チーム一丸となって、この敗戦を糧に、今後の戦いに臨んでほしいです。カープファンの皆さん、最後まで熱い声援を送りましょう!