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59勝79敗5位の悔しさと希望 小園海斗二冠王!新外国人が輝き 投手陣が踏ん張った2025年カープ総括

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カープブログ

2025年シーズンの総括遅れました。

いま、やっと立ち直れました。

カープファンクラブも新しくなり、シルバーコースもなくなりました。

老人はもう優遇しなくていいよ。人数が多いんだから…

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開幕直後は夢を見た あの田村のサヨナラ弾が全ての始まり

ああ、あのときは本当に心が震えた。4月5日、延長11回裏、DeNA戦でプロ入り初本塁打が代打サヨナラ弾という奇跡を起こした田村俊介の一発。史上8人目の快挙だ。マツダスタジアムが割れんばかりの歓声に包まれ、誰もが確信した。今年のカープは何かが違うぞ、と。

新井監督の3年目、前年は9月に月間20敗という悪夢を見たが、オフには動いた。コロラドからモンテロ、レンジャーズからファビアンという新外国人野手2人を獲得し、九里がFA移籍で抜けた穴を埋めるべく体制を整えた。開幕直後の勢いは本物に見えた。打線は機能し、投手陣もそれなりに踏ん張った。

だけどね、野球ってのは143試合もあるんだよ。その長い長い戦いの中で、浮き沈みを繰り返しながら勝ち越すか負け越すか。最終成績は5位、59勝79敗5分、勝率.428。20ゲーム差の大負け越しという、カープファンにとっては辛すぎる現実が待っていた。

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交流戦5割も虚しく 7月の大失速が全てを狂わせた

交流戦は9勝9敗で5割。セ・リーグの中では健闘した方だったけど、パ・リーグの壁は厚かった。西武には3連勝できたが、ソフトバンク、日本ハム、オリックスといった強豪には苦戦した。それでも5割で終えられたのは、ファビアンが輝いていたからだ。

ファビアンは5月14日時点で打率.329とリーグトップに立ち、6月度の月間MVPを受賞した。この新外国人の活躍にマツダスタジアムは沸いた。モンテロも中軸として機能し、長打力不足に悩んできたカープ打線に待望のパワーをもたらした。新外国人2人は間違いなく成功だった。

でもね、問題は7月だった。7月は去年9月の悪夢を見ているようで、勝てる雰囲気が見えず、接戦を落とし続けた。ファビアンは7月以降、月間打率が1割台に落ち込む大失速。打線全体が沈黙し、投手陣も踏ん張れなかった。エースの森下暢仁は6勝14敗と勝ち星に恵まれなかったが、防御率2.48という数字自体は悪くなかった。だが勝てない。援護がないのか、勝負どころで打たれるのか。とにかく勝てなかった。

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2桁勝利のピッチャーがいないなんて

床田寛樹は9勝12敗、防御率3.15、大瀬良大地は7勝9敗、防御率3.48。ベテラン左腕と右のエースが踏ん張ったが、それでも先発陣全体として試合を作り切れなかった。床田は5月3日の中日戦でセ・リーグ36年ぶりとなる奪三振なしでの完封勝利という珍しい記録を作ったけど、そんなエピソードでは慰められないよ。

打線が打てば投手陣が崩れ、投手陣が踏ん張れば打線が沈黙する。そんな悪循環が7月から9月まで続いた。特に7月と9月の失速が致命的だった。チームとしての噛み合わせが最後まで整わなかった。それが59勝79敗という数字に表れている。

来季への希望はあるのか。ある。小園海斗が首位打者と最高出塁率の2冠を獲得したように、若い力は確実に育っている。新外国人2人の補強も間違ってはいなかった。ただ、投手陣の整備が急務だ。先発が試合を作れなければ、ブルペンが疲弊し、打線にも重圧がのしかかる。その構造を変えない限り、来季も同じ結果が待っている。

2025年は悔しかった。本当に悔しかった。だけど、小園のタイトル2冠、田村のサヨナラ弾や床田の完封、ファビアンの月間MVPといった輝く瞬間も確かにあった。その光を忘れず、来季に向けて歩き出そう。カープは必ず這い上がる。マツダスタジアムに優勝の歓喜が響き渡る日まで、信じて待とう。赤いユニフォームを着た男たちの再起を。

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