マツダスタジアム、観客ガラガラ閉店状態…
公式発表2万人? 本当にそれだけ入ってるのか?
きょうも負けた。マツダスタジアムで2対10、DeNAにボロ負けだ。
常廣が8回に大炎上、1回もたずに降板。こんな状況で2位確定のDeNA打線に勝てるわけがない。
いや、勝てるわけがないなんて言っちゃいけないんだけどね。
まさかの負傷者続出 運の無さに涙が出る
試合前から嫌な予感はしてたよ。スタメン表を見た瞬間、心臓がギュッとなった。小園はベンチ、主力は軒並み欠場。代わりに名を連ねるのは、大盛、中村奨成、清水、前川…。若い選手たちは必死に頑張ってるのは分かる。だけど、DeNAは今季70勝を達成して2位を確定させた打撃優先のチームだ。筒香、佐野、ビシエドとメジャー級の打者がズラリ。こっちは必死に育ててきた若手中心のラインナップ。戦力差は歴然としてたんだよ。
先発の高は頑張った。序盤は何とか抑えてたんだけどね、継投で常廣が出てきた8回、まるで堤防が決壊したみたいに崩れた。あっという間に8点。1イニングで試合が決まっちまった。元々スターターの常廣も悪くない、彼だって必死に投げてたはずだ。ただ運がなかった、それだけのことだと思うよ。
試合中に2選手の負傷者。カープの運の無さったらないわ。神様はカープファンに何の恨みがあるんだろうか。クスッと笑える話じゃないんだよね、これは。情けなくて涙が出てくる。
新井監督は決して間違っていない フロントの問題だ!いや松田元のせいだ!
SNSを開けば、新井監督への批判であふれてる。「采配がおかしい」「若手ばかり使いすぎ」「もう限界だ」。そういう声が目に入ってくる。だけど待ってくれよ、新井さんは決して間違っていない。
新井監督の続投が決まった。松田オーナーは「来季以降もつらいかもしれないけど、絶対に成果を出してくれると思っている」とコメントした。新井監督自身も「麦のように頑張っていきたい」と決意を語ってる。踏まれても踏まれても立ち上がる麦のように、カープを再生させる覚悟だ。
問題はフロントの戦力編成なんだよ。今季、カープの支配下選手は68人でスタートした。ギュウギュウのパンパン。九里が人的補償で出て行ったときも、補償選手を獲得できなかったのはこの枠の問題があったからだ。外国人選手もモンテロ、ファビアン、ハーン、ドミンゲスの4人だけ。他球団を見てみろよ、もっと層が厚いチームばかりじゃないか。
新井監督は与えられた戦力で最善を尽くしてる。中村奨成を外野にコンバートして開花させたし、ドラフト1位の佐々木も起用してる。小園は首位打者争いのトップを走ってるし、森、玉村、髙といった若手投手も先発ローテーションに加わった。育成しながら勝つという難題に、新井さんは真正面から取り組んでるんだ。
SNS時代だから何でも言える。監督がボロクソに言われるのも仕方ない部分はある。だけど声を大にして言いたい。
新井貴浩は間違っていない。
残り2試合 最下位転落の危機と小園の首位打者
残りはヤクルトとの2連戦だけだ。現在5位のカープ、最下位のヤクルトと2連戦。
もし2連敗したら…考えたくもないけど、最下位転落もありえる。
今の2軍中心のラインナップじゃ、十分に可能性がある恐ろしいシナリオだよ。
だけどね、希望はあるんだ。小園海斗が首位打者争いでトップに立ってる。9月に入って打率.300を回復、セ・リーグ唯一の3割台打者として独走態勢だ。ミート力と状況対応力で打線を牽引してきた小園。
プロ7年目、24歳での初タイトル。これだけは何としても獲らせてあげたい。
小園はきっと、死に物狂いで打席に立つはずだ。チームがどんなに苦しくても、自分がヒットを打ち続ければ何かが変わるかもしれない。
そう信じて振り続けるんだろう。その姿を見るだけで、カープファンは救われるんだよ。
来季こそはリーグ優勝 踏まれても立ち上がる
今季のカープは運がなかった。それは認めざるを得ない。負傷者は続出、主力は次々と離脱、補強もままならず。2024年は8月末まで首位だったのに、9月に20敗を喫してBクラス転落。そして2025年も2年連続のBクラスが確定した。
でもね、暗闇の中にも光は見える。小園、中村奨成、佐々木といった20代中盤の選手が確実に成長してる。森、高、玉村といった若手投手陣も経験を積んだ。25人以上の選手がキャリアハイの数字を残してるんだ。種は蒔かれた。あとは花が咲くのを待つだけだ。
新井監督は「変化」をテーマに若手を起用してきた。痛みを伴う改革だった。すぐには結果が出なかった。だけど、麦のように踏まれても立ち上がる。それが新井さんの覚悟であり、カープの覚悟でもある。
松田オーナーは「3~5年後を見据えて新しい力を育てる」と明言してる。途中で辞めるより成果を見たいと。長い目で見てくれるオーナーがいるのは、せめてもの救いだよ。
きょうの敗戦は痛い。だけど、あしたがある。あさってがある。来季がある。小園に首位打者を獲らせて、若手にさらなる経験を積ませて、来季こそはリーグ優勝だ。
カープファンはそれを信じて生きていくんだよ。踏まれても踏まれても、麦のように立ち上がる。それがカープファンの誇りであり、生き様なんだ。
マツダスタジアムのスタンドに響く応援歌が、あしたも聞こえてくる。赤い帽子を被った仲間たちの声援が、選手たちを後押しする。何度転んでも、カープは立ち上がる。ファンも立ち上がる。
それが広島の野球なんだよ。
2025年はつらい年だった。だけど、この苦しみが2026年の歓喜に変わる日が必ず来る。
小園の首位打者獲得とともに、カープは新たなステージへ進むんだ。
信じて待とう。赤ヘル軍団の復活を!