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坂倉復活の狼煙!2試合連発~魂の一撃が切り拓く絶望から希望のCSへ

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最下位ヤクルトにまた負けたのか…
重いため息が神宮球場のベンチを包み込んだその瞬間だった。

しかし、あの男が立っていた。そう、坂倉将吾が意地を見せてくれた。2戦連発となる5号ホームラン!

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最下位相手に連敗という現実

神宮球場は、カープファンにとって今シーズンに限っては鬼門。広島が最下位・ヤクルトに連敗し、4位に転落。

神宮で4年連続の負け越しも決まった。4年連続である。もはや呪いとしか言いようがない負のスパイラルが、またもやカープを襲った。先発の常廣が2度目の先発で4回10安打5失点という乱調ぶり。

新井監督は「1つ1つのボールはいいボールもあった。ただ、ちょっと高いので」と苦しい胸中をのぞかせた。

しかし、野球は9イニング戦う競技だ。最後まで分からないからこそ美しい。

そして、カープには絶対に諦めない男がいる。

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坂倉という男の執念

8回。4点を追う絶望的な状況で打席に向かった坂倉の背中には、神宮球場のスタンドで応援するカープファン全員の想いが詰まっていた。カウント3-1から木沢のカットボールを迷いなく振り抜いた。打球は弾丸ライナーで、あっという間に右翼スタンドへ突き刺さった。

バキッ!という乾いた音と共に、ボールは放物線を描かずに一直線に右翼スタンドへ。これが坂倉という男の真骨頂だ。前日に続く今季初の2戦連発。今季5号目のホームランは、単なる記録ではない。カープの9月への生命線そのものだった。

8月まで打率.171という低迷に苦しんでいた坂倉が、ここにきて復活の狼煙を上げている。27日の巨人戦前、新井監督から直接指導を受けたことがターニングポイントになったという。29日のヤクルト戦で64打席ぶりとなる先制打を放つと次打席でも適時打。今季初の2打席連続適時打と躍動した。

この3連戦、坂倉は全て打点を記録している。まるで憑き物が落ちたような躍動ぶりは、9月のカープ躍進を予感させるのに十分すぎる内容だった。

今のカープに必要なのは、まさにこういう泥臭い勝負強さだ。派手なホームランではなく、チームが苦しい時に必ず仕事をする男。坂倉は間違いなくそんな選手に成長している。守備の要として、そして打撃でもチームを引っ張る存在として。

でも、率直に言おう。2試合連続で打点を挙げても負けているという現実は重い。新井監督も「振れている打者も多い。サクも昨日に続いて、いいホームランだったし。継続してやっていきたいなと」と前向きなコメントを残しているが、勝利という結果に結び付けられないもどかしさは想像に難くない。

それでも、9月への希望の光は確実に見えている。今年のCS争いは、まれにみる混戦。まずは2日から本拠地で3位・DeNAと直接対決が控えており、重要な3連戦になる。2位まで2.5ゲーム差という射程圏内に位置している現状は、まだまだチャンスが十分にあることを物語っている。

昨年の9月は5勝20敗という悪夢の失速劇だった。あの時の絶望感を思い出すと、今でも胸が締め付けられる。しかし、あの経験があるからこそ、今年のカープは違うはずだ。新井監督も、選手たちも、そしてカープファンも、あの屈辱を糧にして強くなっている。

坂倉の言葉が全てを物語っている。「チーム的にも頑張らなきゃいけないと思うので、頑張りたいと思います」。シンプルだが、この男の意気込みがひしひしと伝わってくる。

9月のカープは必ず違う。マツダスタジアムに戻ってのDeNA3連戦が、真の勝負の分かれ目になる。坂倉の2戦連発は、その反攻の狼煙だ。

9月3日は聖地マツダスタジアムに赴きます。

DeNA3連戦3連勝はで3位は必須!

がんばれ!広島カープ!大瀬良大地!

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