3月になればプロ野球の公式戦がはじまり我らがカープの熱戦がマツダスタジアムで見ることができます。
広島東洋カープは情けないことにファンサービスが非常に劣悪です。
試合観戦チケットは1年分(1シーズン)まとめて売り出され、大変な思いをして買っても、お金だけ先に払わされて、チケットは試合のひと月前に送りつけるひどい商売をしています。
球場にたどり着くまで、いくつもハードルを乗り越えて試合を観戦するんですが、マツダスタジアムに入ったら、これまた飲食にたくさんお金が掛かります。
旧広島市民球場の時はビールは500円でした。2009年から新球場マツダスタジアムになったらビールは700円。しかも、プラスチック製のコップに入る量はせいぜい400ml弱ですよ。
コンビニだと350ml缶170円くらいなんですけどね~
カープが勝つと試合終了後に「勝ち鯉ビール」といって、ビールが500円で売り出されます。いや~~試合中もその値段でやってくれよ~~
カープの試合を最初から終了まで観戦すると余裕でビール4~5杯は飲んでしまいます。3~4000円掛かるということです。
これにカープうどんやカープ選手プロデュースメニュー(これがまた高い)などの食事代が上乗せされます。
子供2人の4人家族で球場に行くと飲食代だけで軽く10000円超えます。これに観戦チケット代金内野席だと3900円4人分約16000円。
カープの試合をマツダスタジアムに見に行くだけで、4人家族だと節約しても2万円は超えるということです。
プロ野球を見に行くのは大変ですよ!
球場で飲むビール代を節約できる!?
飲食代金を節約するために、なるべく自宅から飲み物・食事を持って行って球場で飲食したいのですが、マツダスタジアムではペットボトル・缶の飲料は持ち込みできません。
要するにいちばん必要な缶ビールは持ち込めないということです。
マツダスタジアムは、入口前に缶ビールを紙コップに移し替えるテントがあります。いつもここでビール500ml缶を移し替えて入場しています。
水筒は持ち込みOKなので、いつもビールを水筒に入れられたら安くビールが飲めるのにと感じていました。
水筒に炭酸飲料を入れるのは危ないんですよね~
そんなビール党に朗報です。
タイガーから炭酸OKの水筒が2022年1月21日に発売されました!
タイガー真空断熱炭酸水筒を試してみた
1月11日にタイガーから真空断熱炭酸水筒を1月21日に発売するとプレスリリースが出ました。
タイガーの該当ウェブサイトを見たら、「これは売れるな、すぐに初回生産の在庫がなくなる」と感じてすぐに注文しようかと思ったのですが、どこにも売ってませんでした。
3日程して楽天のビッグカメラとジョーシン電機のページに商品がアップされていたので1500mlのグリーンを即購入しました。定価の7500円です。送料無料。
アマゾンでは売っていません。発売日の前日1月20日に手元に届きました。
どんな水筒?
専用のダンボールに本体と多言語の取扱説明書が2通入っています。
上記の写真は撮影時に角度かつくので36cmくらいに見えますが実際は34cmです。
1500mlボトルのカタログデータは
本体サイズ(約):幅10.5×奥行9.1×高さ34.2cm
重量:約0.53kg
重さは530グラムですが、実際持ってみると結構ずっしりと感じます。
この水筒のキモとなるキャップの構造は上記の4枚の画像でご確認ください。
実際に炭酸飲料(ビール)を入れても漏れることはありませんでした。
カタログデータは
◆タイガー独自のBubbleLogic(バブルロジック)を採用した炭酸対応せん
炭酸ガスの噴き出しを防ぎ開けやすい「炭酸ガス抜き構造」と内圧の高まりに対応する「安全弁」を備えたタイガー社独自のバブルロジック
◆炭酸ガス抜き機構
キャップ開栓時に炭酸ガスが抜ける機構を採用することで、中身の噴き出しや飛び散りを防ぎ、軽い力で開けられます。
◆安心して使える抗菌加工せん・ストラップ
毎日使うものだから、より安心で、安全なボトルをお届けしたい。
その想いでタイガーは、抗菌加工せん・ストラップを採用しました。
◆安全弁機構
万が一、ボトル内の内圧が異常に高まった際、安全弁が作動して自動でボトル内の炭酸ガスが抜ける構造を採用。
キャップが飛んだり、中身が噴き出ることを防ぎます。
水筒本体の内側は、テフロン加工ではなく、ステンレスを究極に凹凸をなくしたような感じです。摩擦で炭酸が泡立たないようにするためですね。
カタログデータは
◆炭酸が気化しにくい、スーパークリーンPlus加工
スーパークリーンプラス加工でボトル内面の凹凸が少なく、炭酸の気化を抑えます。
タイガー真空断熱炭酸水筒にビールを入れてみた
コンビニでビール買ってきました。
レシート画像などどうでもいいのですが、会計が777円だったので幸せのおすそ分けです。
ビールという名のリーキュールなんですが、キリンの本麒麟500mlを3本買ってきました1本233円です。
1.5リットルなので3本水筒に入るはずです。おわかりと思いますが泡が敵なのです。
ビール2本入れたボトル内側が上記の写真です。
泡をスプーンで掻き出しながら、何とか3本入りました。
キャップを締めるとこんな感じです。
時間がたって炭酸は抜けたのか??
キリンの本麒麟の500ml缶を3本入れました。ここから1時間毎にチェックしました。
【1時間後】
全く問題ありません。冷たさ・炭酸の強度ともにビール缶を開封後と何ら変わりません。
最初キャップを空ける時怖かったんですが、「プシュッ」と炭酸が若干抜ける音はしましたが、何の抵抗もなく開きました。
【2時間後】
キャップを開ける時のプシュー音が小さくなった気がします。冷たさは問題ありません。
炭酸の強度は舌を刺す感じは弱くなりましたが、シュワシュワ感は通常通りです。
【3時間後】
グラスに入れた時の泡の消え方が早くなりました。炭酸の強度は【2時間後】の時と変わりません。
この時点で、もう上出来としか言いようがありません。買って良かったと確信しました。
【4時間後】
4時間後のボトル内の画像です。
口に含む炭酸の強度は弱くなりましたが、屋外でビールを飲むという行為においては全く問題ありません。
【5時間後】
5時間後にグラスに注いだ時の画像です。泡は少な目、グラス内に若干炭酸の気泡が出ています。
口に含んだ時の炭酸の強度はさすがに、ビール缶開栓後と同じというわけにはいきませんが、充分ビールとして味わい飲むことができるレベルです。
タイガー真空断熱炭酸水筒は買いですか?
ビールをどれだけ飲むかにもよりますが、1.5リットルボトルはさすがに大きいかなと感じます。
500mlボトルは少ないとしても、選ぶのなら800mlと1200mlが現実的です。
1200mlボトルは1.5リットルボトルより全長が5cm近く低くなっています。取り回しがかなり楽になります。
この水筒のいちばんの関心事は炭酸がどれだけ持つかです。今回の6時間弱の実験で充分実用に耐えうると判断できました。
5時間後にビールを飲んでも、「これはビールじゃない」というような言葉は出てきません。
実際、5時間実験終了後、ビールが残っていたので6時間経過後に飲んだのですが、ビールとして飲めます。ただ、ビールを飲んだ後のゲップは少な目です!?
さまざまなポイントを検証した結果、タイガー真空断熱炭酸水筒は買いです。自信も持っておすすめできます!
プロ野球観戦での使い勝手は?
まだ実際にプロ野球観戦にタイガー真空断熱炭酸水筒を持って出動していません。
これまでの経験からマツダスタジアムの試合観戦に限って説明すると。
ナイターで午後6時試合開始、午後9時30分試合終了と仮定して、いつも午後4時に球場にいきます。(試合前の練習を撮影したり17:30のスタメン発表を見ます)
自宅でタイガー真空断熱炭酸水筒にビールを入れて持っていきません。空の水筒を持っていきます。夏は少量の水とたくさんの氷を入れて水筒自体を冷やしておくのもいいかもしれません。
マツダスタジアム前には赤いローソン2軒とセブンイレブンが1軒あります。そこでビール500ml缶を4本購入します。
お店の前で、ビール缶3本を可能な限り水筒を倒して静かに注ぎます。残った1缶は紙コップに移し替えるテントで手持ちビールに変身させます。
この方法で安全にお得にビールを2リットル飲むことができます。2リットルもあればどんなに広島カープが情けない負け方をしても大丈夫です。酔っ払いましょう!
まとめとして:節約できるの?
上記のレシート画像にもあったようにキリンの本麒麟だと1本233円です。「いや、本物のビールが飲みたいわ~」という人、キリンの一番搾りの500ml缶は280円くらいです。
わかりやすく1本300円として、3本1.5リットルで900円です。
マツダスタジアムのビールは700円で400mlくらいです。1.5リットル分だと約2800円です。
900円と2800円、差額約1900円です。この差はデカイです!
球場で生ビールを買う時に、ビールの売り子のおねえちゃんに軽口たたくのを楽しみしているおじさん以外は、無駄にカープ球団にお金を払うことなくしっかり節約してください。
1.5リットルボトルは定価7500円です。タイガー真空断熱炭酸水筒が4回試合観戦にお供すれば元は取れます。
これからのプロ野球シーズンに向けて、賢く準備して楽しく野球観戦しましょう!