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「最後まで戦い抜く」新井監督の執念の采配も実らず敗戦

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横浜最終戦

10月になっても勝てない…

10月1日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で、カープは3-2と惜敗し、クライマックスシリーズ進出の夢が遠ざかってしまった。この試合、新井監督は最後まで諦めずに戦い抜き、勝利を目指して様々な手を尽くしたが、結果はついてこなかった。

試合後、新井監督は敗戦の悔しさを滲ませながらも、冷静に試合を振り返った。「森は四回に浴びた桑原の逆転打は詰まった当たりではあった。あそこはちょっと運がなかったというかね。立ち上がりから丁寧に低めに投げてね。あの回だけだったという感じかな」と、先発の森投手の投球を評価しつつ、失点の場面を振り返った。

また、積極的な攻撃について「それはどんどん足を絡めてというのはずっとやってきたことなので。あそこはいい攻撃ができたかなと」とコメント。エンドランなどの積極的な攻撃が奏功した場面を振り返り、チームの意図を説明した。

特に注目を集めたのは、ビハインドの状況で勝ちパターンを投入したことだ。「やれることはやろうと。そういう形。事前に伝えていたしね」と監督は語る。九回の攻撃中には、八回に登板した栗林がキャッチボールを行っており、「追いついたらもう1イニング行ってもらうぞというのは伝えていた」と、勝利への執念を見せた。

ブルペンには九里、アドゥワといった先発陣も控えていた中、なぜ勝ちパターンを投入したのかという質問に対しては、「どういう状況で行くか分からないから用意しておいてくれと事前に伝えていた。こちらとしてはやれることはやろうという形だった」と、万全の体制で試合に臨んでいたことを明かした。

残り3試合で3位・DeNAとの差は3ゲームに開いた。「そこはもちろん分かっている。ただ、自分たちがやれることは残り3試合。今日もたくさんのファンの方が応援に来てくれているので、良い試合をお見せできるようにやりたい」と、新井監督は前を向いている。

チームは厳しい状況に立たされているが、新井監督は最後まで諦めずに戦い抜く決意を示した。選手たちは、監督の言葉に励まされ、残りの試合でも全力でプレーすることが期待される。

森翔平(1点リードの4回に逆転を許し、3回2/3 3失点で3敗目)
「テンポ良く3回まで行けていたんですけど、同じリズムになってしまっていたのかなと思います」

田村俊介(2回にプロ初盗塁となる二盗)
「打つだけではなく、守備も走塁もアピールしないといけない。盗塁を1個できたのは自信になったというか、また積極的にいけるかなと思う」

9回のライト線のファウルは運がなかった。ツイてない試合。

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