大瀬良のスライド登板は一抹の不安があるんだけど…
台風7号の影響で中止となったヤクルト戦。大瀬良は、神宮という鬼門を払拭すべく、鋭い眼光でマウンドを見据える。過去8戦未勝利、特に直近4試合は本塁打を浴びての敗戦と、苦い記憶がよみがえる。しかし、今季はリーグトップの防御率を誇るエース。粘り強いピッチングで、ヤクルト打線をねじ伏せたい。
一方、カープは、この中止を機にローテーションを再編。大瀬良はスライド登板となり、森下は相性の良い巨人にぶつける。10勝の床田、2戦2勝のアドゥワと続き、巨人戦3連戦に向けて盤石な布陣を整えた。新井監督は、「この雨天中止は、我々にとってプラスに働いた」と笑顔を見せる。
神宮での雪辱と、巨人を突き放すための3連戦。カープの戦いは、ここからが本番だ。選手たちは、一つ一つのプレーに魂を込めて、勝利を目指して戦う。果たして、カープはライバルを突き放し、首位奪回なるか。カープファンは、息をのんでその結末を見守っている。
カープの若き俊足・中村奨成がまさに今大きな飛躍の時を迎えているのか？
25歳の中村奨成は、17日からのヤクルト2連戦を前に、1軍生き残りへの熱い決意を表明しました。今季は2度の出場選手登録抹消を経験しましたが、11日以降は4試合連続先発出場を果たし、3試合連続安打中と好調な打撃を見せています。
「スタメンで使っていただいて、緊張感は常にあります。一試合、一試合という気持ちでいます」と中村奨成。優勝争いの真っただ中で戦力として認められていることを強く自覚し、「チームのためになれるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。
今季は3月31日に初昇格するも結果を残せず、約3カ月後の7月4日に再昇格。しかし、また低調に終わり、7月21日に再び出場選手登録を抹消されるという苦い経験をしています。
しかし、中村奨成は諦めませんでした。2軍での打席映像を見返し、課題を発見。新井2軍打撃コーチと福地2軍打撃・走塁コーチの助言を受け、バッティングフォームを改善しました。その努力が実を結び、8月のウエスタン・リーグでは7試合で3本塁打を放つなど、見事な復活を遂げたのです。
11日の3度目の昇格以降、中村奨成は4試合連続先発で17打数5安打、打率.294、1打点と存在感を示しています。新井監督も「積極的に振れているし、タイミングもしっかり取れている」と高く評価しています。
しかし、中村奨成の野望はここで終わりません。「1軍で結果を残さないと意味がありません。甘い球を打ち損じないよう、ここからも意識してやっていきたい」と、さらなる高みを目指す決意を語りました。
カープファンの皆さん、中村奨成の熱い闘志と輝かしい未来に大いに期待しましょう。彼の活躍が、カープの優勝への道を切り開くかもしれません。今後の中村奨成の躍動から目が離せません。
